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小石川後楽園は都内にある庭園の中でも僕のお気に入りの庭園のひとつです。笑顔音符 自転車自転車でも気軽に行けるくらいの距離にあって、広さも約7ha(21,500坪)程度と狭すぎず広過ぎずといった具合ですし、池を中心に何時来ても手入れの行き届いた庭園の景観は、散策路としても最高に心を癒してくれる空間だと思います。まるOK この庭園についてはここでも何度もご紹介していますが、元は江戸時代の初期に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の上屋敷の庭園として造ったもので、二代藩主の光圀により造園され完成した庭園だそうです。笑顔電球 庭園の造りとしては池を中心にした「回遊式築山泉水庭園」と呼ばれるもので、随所に光圀の趣味が反映され中国の名所に擬えた景勝を配し、神田上水の分流を引き入れ築邸され湖・山・川・田園などの景観が楽しめるようになっています。笑顔音符
水戸といえば梅を連想するほどですから、この時期とばかりに梅園の花を楽しみに来ましたが、先週からの暖かさで日当りの良いところではどんどん開花が進み、ここ後楽園の梅もとうの昔に盛りを過ぎてしまっているようでした。ドクロ汗 それでも庭園内には福寿草(フクジュソウ)、水仙(スイセン)、木瓜(ボケ)、山茱萸(サンシュユ)、馬酔木(アセビ)、木五倍子(キブシ)、日向水木(ヒュウガミズキ)、三葉躑躅(ミツバツツジ)などの春を告げる花々の開花が見られました。そして何よりも楽しみな染井吉野桜(ソメイヨシノサクラ)の蕾も大分大きく膨らんで、もう来週か再来週辺りには咲きそうな気配が感じられました。笑顔OK 今日は日当りも良くほぼ無風状態で、歩いていても思わず居眠りしたくなるほどのポカポカ陽気でしたが、この庭園にはあちらこちらにベンチが有るものの、芝生に立ち入ったり寝そべったりは出来ません。ウインク それがちょっと残念なような気もしますが、逆にそこがこの庭園の美しい景観を楽しむ上では非常に大切なことでもあると思いました。まるOK 2時間ほどのんびりと庭園内を散策し、帰りにはJRの飯田橋駅方面に向かって神楽坂に立ち寄り、有名な甘味処「紀の善」で、僕が『豆かん』家内が『クリーム餡蜜』を注文して食べました。ラブ音符 僕は幼い頃から九段で育ったので神楽坂は謂わば地元なのですが、今回が「紀の善デビュー」ということでどのメニューもこれまで一度も口にしたことは無いのですが、行列が出来る店と言うだけあって流石に美味でした。ラブ音符拍手